新・冷血 第19話の感想(ネタばれ) サンデー毎日2010年9月5日号

  • 2010.08.27 Friday
  • 21:22

 2002年の12月24日火曜日。
ついに合田刑事登場のこの回。
合田は43歳。本庁の捜査一課第二特殊班捜査4係。
印象的なのは太陽を曳く馬ときも思いましたがやはり携帯電話の登場でしょうか。
昔はポケベル鳴らしてましたもんね、合田。
今はメールに電話に追い立てられて大変そうです。
高村女史によると携帯のマナーモードのバイブの音は「働け、働け」という音になるそうで(笑)。きっと加納さんもこう思っているに違いない。
医療過誤の告訴問題を取り扱っていたのに、一課長からの命令で中座して例の事件現場に向かう合田。死体が出たという主任からの連絡は声が踊っているのに、もう43歳の合田さんの心は躍ったりしないようです。。。
相変わらず文庫を読んでますけど「利根川図誌」って…。合田さん、一体どうしてこれを買ったんでしょうかねえ。。
いつものごとく、泊まり込みの準備にイトーヨーカドーでワイシャツやら下着やら洗顔(うふふふ。洗顔料購入しているあたりが可愛い)をゲットしつつ、そういやクリスマスイブだったなあと思って、家族がいる30代の部下たちはどうやって出てくるんだろ、などと考えている相変わらず独身の合田刑事。
赤羽台団地は昔10年くらい住んでた場所ってことでちょっと感慨にふけったりしておられます。
西が丘に最後にきたのは99年の4月。(加納さんが判事になったころかしらん???)で、なんとFC東京とヴィッセル神戸の試合とか。。ええええ、誰と行ったのデスカ???
現場に到着した合田刑事は相変わらず刑事のカンは素晴らしいようで、ひと安心。
ずさんな犯行だなあという感想を漏らしております。
それにしても交番の巡査に話しかけている様子はもうほんとにベテランってかんじで。
巡査が恐縮しておりますよ。
それにしても医療過誤の描写なんかはよく取材してありますよね〜。
よくある事例っていうのもまったくそのとおりです。
なにはともあれ合田さんが刑事らしくってちょっと嬉しい今日この頃。

2002年12月24日火曜日

・10時5分
マナーモードにしていた携帯が鳴る。
合田は亀有署の会議室。
第二特殊班の管理官から、医療過誤の調べを延期して応援に来いとの一課長命令。
合田、自分と主任二名は11時到着で西が丘に直行する旨返答。
合田、係員にBCCでメールを送る。
同時に猛スピードで会議室にいられる時間を暗算。
合田会議室に戻る。
亀有署の刑事課長、被害者家族、弁護士の三名がいる。

・10時6分
被害者家族は告訴状を持参していた。
刑事課長は告訴状はできるだけ受理したくない。
医療過誤の事案は「50歳の胃がん患者に対する中心静脈カテーテル挿入時の事故からしょうじたもの」
東大の医師の見解は医療過誤とするのは無理。
他の医師の見解も同じ。
合田の見解としては現時点で業務上過失致死に問えるだけの事実はない。

・10時16分
また携帯が鳴る。
合田、管理官からの電話であることを確かめ電話を切る。
弁護士が説明を始めるが、合田、刑事課長に声をかけ、告訴状を受理してくれと言いのこし、被害者たちに頭をさげ会議室を出る。
階段を駆け下りつつ管理官に電話を掛けなおす。

・10時20分
JR亀有駅まで飛ぶように歩く…飛ぶようにって…(笑)
歩きつつ部下7人からの返信を確認。
赤羽署の刑事課長に電話。
主任2名に電話。一家四人殺し。
「主任の声は微かに跳ねているのを聞きながら、自分のほうはひたすら前進が鈍い」
北口のイトーヨーカドーで靴下三足、ワイシャツと下着に洗顔料を買う。
家族持ちの部下のことを考える。
代々木上原行きの電車にのる。
西日暮里まで15分、文庫本を読む。「利根川図誌」
「気がつくと、十年前まで約十年住んでいた赤羽台団地の風景や、駅までの坂道を毎日往復していた二十代の自分へと頭は飛んでゆき…」
西が丘に最後に行ったのは99年の4月。FC東京とヴィッセル神戸のサッカーの試合を見た。

・10時50分
JR西日暮里駅のホームに立つ。
半コートの襟。(冬ですもんね)
受令機を耳につっこむ合田。
被害者のベンツがヤナセ板橋店にて発見。20日に車検のため持ち込んだが引き取りに来なかった。
この無線を聞いて合田、下見をしたホシがベンツがないから自宅は留守だと思ったかと考える。

・10時58分
合田、JR東十条駅の中十条交番に立ち寄り、西が丘一丁目の地図を確認。
勤務員のSWががーが―言っているのを「音量下げて」と注意。
合田、高梨歯科医院と自宅が近いことを知り、巡査に医院のほうも下見をしていたのかなと問いかける。
合田交番を出る。事件の認知から一時間でホシの可能性のある動線が見えてくるのはずいぶん雑な犯行だと考える。

・11時15分
合田、西が丘一丁目10番付近の古い商店街に立つ。
高梨歯科医院に休診の張り紙を見つける。
ホシもこれを見ただろうと思う。
路地を眺め、一丁目八番に車をとめていたのなら、この十番の路地には車をとめられないことを知っていたに違いない。したがって一定の土地カンがある、と考える。

・11時20分
合田、西が丘一丁目27番付近。
高収入世帯の様子を眺める。
現場に近づく。
8係の土井誠一警部に声を掛けられる。
合田は現場の様子を眺め、「特別な家には見えない」と感想。

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