新・冷血 第13話の感想(ネタばれ) サンデー毎日2010年7月18日号

  • 2010.07.18 Sunday
  • 16:18

 12月19日
井上克美の視点です。

16号線を越えて南町田→多摩川→赤羽ときた二人。
赤羽の風景を見て、井上が初めて上京してきて見た風景だそうです。
午前一時半過ぎに赤羽駅東口のサウナに入りシルビアは近くのコインパーキングへ。
戸田は歯が腫れて休憩室へ。顔を青黒く腫らしたってどんだけ腫れてるんだ…。
で、その後同じビルのカプセルホテルで寝ようと羊を数えるも寝れずにパチンコの鳴る音の幻聴に悩まされております。
この不眠の描写は流石高村薫様。
ふふふ〜。なんてったて照柿では不眠で犯罪を起こした人がいますからねえ。
さてパチンコの音の幻聴をききながら現実と過去がぐるぐるしている井上。
GT−Rぼこぼこ事件のときの打ち子「ハルキ」のことを思い出しています。
どうやらハルキは井上のことを知っていたらしい。
どうやら井上ってのはその筋じゃちょっと有名な人らしく、有名な人の息子らしい。。
組の名前がいろいろでてくるんですけど、詳細はまだ不明です。
どうも井上興業っていう砂利屋で稼いでいる会社の末裔だそうで、父母は覚せい剤で捕まって稼業は倒産したそうな。で、井上はいろんな族に入っていたけどどこも長続きしなかったと。
殺しはやらなかったけど暴力的な若者だったそうな。
で、大人になって適当に働きつつGT−Rを転がすのが楽しみだっただけなのにいったいどうしてこうなったんだ〜とか考えております。
で、数か月ごとにやってくる変調が起きているそうでして。
(なんかこの辺は高村節。変調が起きてなんかおかしくなっちゃうんだよね〜高村作品の人たちって)
GT−Rぼこぼこ事件の経緯が少しずつ明らかになっております。

伊勢佐木町で閉店まで働いて店を出る→アパートへ帰らず逗子まで走る→中央道を箱根へ→当てもなく都内へ戻る→入間川の河川敷にGT−Rをとめる→16号線へ戻ってガストに入る→求人サイトに書き込み→16日の朝→自衛隊の入間基地近くのスーパー銭湯で半日つぶす→戸田から求人サイトに応答がある→河川敷の運動公園で草野球を眺める→16号線をふらふら走って横浜に戻る→17日未明族車に襲われる
とこういう流れだそうです。

多分高村女王の頭の中にはこの設定がさいしょにあるんでしょうね。すごいなあ。
元族の戸田は族に囲まれてもどこか冷静。
で、自分もGT-Rもぼこぼこにされた後に車を調達し、戸田に会って今までの犯行をやる、と。
どこか狂っているという井上。ええ…十分狂ってますよ。

さて回想終わり、午前8時、カプセルホテルで起きた井上、戸田を見ると池袋で鎮痛剤をゲットする段取りができたとかなんとか言っている。
ここで井上が歯医者にいったらと提案しています。
歯医者…う〜ん…不気味だ。

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